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お地蔵さまの衣服
路傍に祀られているお地蔵さまの石仏には、赤いエプロン(前掛け、よだれかけ)が架けられているのをよく目にします。 〔前掛け状の布:豊中市上新田:識別番号:D11) アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00212150 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_060001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_060001.jpg) 〔ポンチョのようにぐるっと体に巻き付けた布:豊中市走井:識別番号:C16〕〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00211920 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_050001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_050001.jpg) 〔尊像を頭からすっぽり被う布:豊中市熊野町:識別番号:D04〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00212100 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_040001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_040001.jpg) 一方、立ち姿(立像:りゅうぞう)の石仏は、多くの場合、着ている衣服を石に刻んであります。 〔延命地蔵:豊中市長興寺北:識別番号:F12〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00212520 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_030001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_030001.jpg) 仏像の衣服は、仏さまの種類によって異なります。如来(修行を完成させて悟りを開いた仏さま)は、袈裟(けさ)と呼ばれる上着と裳(も)というスカート状の衣類を着ている姿が多く見られます。菩薩(修行中で如来になる一歩手前の方)は違う姿をしていますが、とくに地蔵菩薩は僧形(お坊さんの姿)をしていることが多く、そのような衣類を着た姿で刻まれています。 数は少ないですが、木造の仏像では布で作った衣服を着せられている例があります。豊中のお地蔵さまの中では次の3例を見ることが出来ます。 〔例1:千佛地蔵:豊中市中桜塚 瑞輪寺境内 識別番号:E01〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00212210 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_020001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_020001.jpg) 〔例2:三体一願地蔵:豊中市南桜塚 東光院境内 識別番号:E03〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00210330 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_010001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_010001.jpg) 〔例3:愛宕大権現:豊中市服部寿町 識別番号:E19〕 アーカイブページは https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00212370 [![お地蔵さまの衣服size320](images/lb00214/T_00214090_000001.jpg)](images/lb00214/T_00214090_000001.jpg) 特に3例目は、身の丈 20センチほどの小さなお地蔵さまですが、きらびやかで精巧な衣服をまとっておられる、珍しい例です。 【お地蔵さまブログの全体リストはこちら】 https://hokusetsu-archives.jp/cms/ozizousama/blog
掲載日: 2022-07-21 (C137)