お地蔵さまは菩薩さま

お地蔵さまは仏教の仏さまで、菩薩(ぼさつ)さまです 仏教の仏さまにはランクがあり、上から順に如来(にょらい)、菩薩、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)となります 如来は「悟りを開いた(悟りに至った)方」をさし、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来などがおられます 菩薩は「悟りを開くために修行を続けていて悟り一歩手前の(あと一息で如来になる)方」で、地蔵菩薩、文殊菩薩、弥勒菩薩、観音菩薩などがおられます そのほか、明王(不動明王、愛染明王など)や天部(帝釈天、毘沙門天など)が、衆生を導いたり如来や菩薩を守る役割をされています お地蔵さまは、私たちが死んだ後のことを守って下さいます 仏教の教えによれば、私たちが死んだ後にあの世で閻魔様の裁きを受け、生前の行いによって「天道」「人道」「阿修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」の6つの世界(六道といいます)のいずれかに振り分けられますが、お地蔵さまは地獄の入口まで出かけて行って亡者を救って下さると言います お地蔵さまは修行の中で誓いを立てられ、「自分は全ての人を救う、地獄に落ちる人も救う、その誓いを全うするまでは如来にならず菩薩のままでいる」と言われ、常に僧形で六道を経巡って東奔西走する、とてもありがたい仏さまなのです お地蔵さまはお釈迦さまの涅槃のあと無仏の時代(弥勒菩薩が修行を完成させ如来になるまでの五十六億七千万年のあいだ)を、お釈迦様に代わりに衆生を救う役割をお釈迦様から付託されています お地蔵さまは、如来にならずとも、如来以上の仏さまと言えるかもしれません

掲載日: 2025-03-27 (C137)