箕輪小橋のいまむかし

箕輪小橋は千里川にかかる橋のひとつです。
住宅地図では橋の真ん中あたりを境に「蛍池南町1丁目」と「箕輪1丁目」、ふたつの町名が記されています。この橋を境に、上流は千里川も縦半分に境界線が記されて、川も半分ずつ異なる町名表記となっています。
「昭和42年7月豪雨」と気象庁が名付けた、いわゆる「北摂豪雨」は、猪名川流域で大きな被害をもたらしました。
箕面川が氾濫し、豊中での時間最大雨量は52mmを記録、千里川の左岸が350mも決壊するなど戦後最大の水害となり、「箕面川ダム建設」の契機となりました。
上流よりの蛍池南町1丁目側から撮影した当時の箕輪小橋と現在の姿です。

参考文献
『昭和42年7月豪雨による豊中・池田・箕面市の被害の原因とその対策』
『ゆたかなゆめあるまち豊中』(豊中市教育委員会)

ID T_00003819 (アーカイブ・ページへ戻る)
タイトル 昭和42年千里川の決壊(箕輪小橋付近)_01
撮影年 1967(昭和42)年
撮影場所 豊中市蛍池南1
提供者 吉村和利さん
撮影者
ID T_00100071 (別タブに表示)
タイトル 箕輪小橋
撮影年 2014(平成26)年9月7日
撮影場所 豊中市蛍池南町1
提供者 地域フォトエディター
撮影者